麻疹(ましん・はしか)を予防するには?|東十条ホープ内科・循環器内科クリニック|北区東十条の内科・循環器内科

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医療コラム

麻疹(ましん・はしか)を予防するには?|東十条ホープ内科・循環器内科クリニック|北区東十条の内科・循環器内科

麻疹(ましん・はしか)を予防するには?

近頃、国内で麻疹(ましん・はしか)の感染が相次いでいます。ニュースで耳にした方も多いのではないでしょうか。

今回は麻疹(ましん・はしか)についてのお話です。

 

 

【麻疹(ましん・はしか)って?】

麻疹ウイルスによって引き起こされる伝染性の疾患です。

非常に感染力が高く、空気中の飛沫を介して感染し、感染者が咳やくしゃみをするときに病原体が広がります。

 

症状としては、通常、鼻水、咳、発熱、眼の充血、特徴的な発疹も見られます。特に重症な場合や合併症が発生した場合には、入院治療が必要なことがあります。

 

 

【予防するには?】

麻疹ワクチン接種の予防接種が最も効果的な方法です。

ワクチンを接種したかどうか記憶にない、手元に母子手帳もなく確認ができない方など、多くいらっしゃるかと思います。

 

ご自身に抗体があるかどうか心配な場合は、抗体検査(血液検査)を受けることをおすすめします。結果は一週間程度ででます。

 

 

世代別でワクチン接種の有無が異なりますので、以下ご確認ください。

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1972(昭和47)年9月30日以前生まれ

1回も接種していない可能性が高い年代。

1978年(昭和53)101日から定期接種が開始していますが(対象者は生後12ヵ月から72ヵ月)、自然感染によって免疫を十分に持っている人以外は,合計2回のワクチン接種をお勧めします。

 

 

1972(昭和47)101日~1990(平成2)41日生まれ 

定期接種としては1回しか接種していない年代。

特例措置()非対象者のため、免疫を十分持っていない可能性があります。これまでに合計2回の接種を受けていなければ、追加接種をお勧めします。

 

 

1990(平成2)42日~2000(平成12)41日生まれ

特例措置対象者()に相当する年代。

接種率が低かったため,対象時期に2回目の接種を受けおらず、これまでに合計2回の接種を受けていなければ、追加接種をお勧めします。

 

 

2000(平成12)42日以降生まれ

定期接種として2回接種を受けている年代。

これまでに合計2回の接種を受けていなければ追加接種をお勧めします。 

 

 

 *特例措置:2008(平成20)41日から5年間の期間限定で実施された措置のこと。麻しん風しん混合ワクチンの定期接種対象者が第3期(中学1年生相当)、第4期(高校3年生相当)にも拡大され、2回目のワクチンが接種可能でした。

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当院では、抗体検査を行っておりますので、お気軽にご相談ください。

ただ、現在成人へのワクチン供給が不足しており、在庫切れの場合はご案内できないこともございます。

ワクチン接種の予約をされる際は、大変お手数ですが事前にお電話でご確認くださいますようお願いいたします。

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