「検診で”心電図異常”と診断されたが、どういう症状なのかよくわからない」というご質問をお受けることがあります。
そこで今回は、”心電図異常”についてのお話をしたいと思います。 まず心電図とは、心臓の電気的な活動を記録するための検査です。 心臓は正常な状態では一定の電気信号パターンに従って収縮と拡張を行っており、心電図はこの活動をグラフ化したものになります。
“心電図異常”とは、心臓の電気的な活動が通常のパターンから逸脱している状態を指します。
“心電図異常”にはいくつか種類があり、以下が代表的なものになります。
●︎不整脈:心臓のリズムが不規則になる状態 例)心房細動、期外収縮など
●心拍数の異常:心拍数が異常に速い(頻脈)か遅い(徐脈)状態
●心筋虚血:心筋への血流が不足し、酸素供給が減少する状態。心臓病の一種であり、狭心症、心筋梗塞のリスクが高まる場合がある
●心室肥大:心臓の一部、特に心室が異常に肥大することで、心電図に影響を与えることがある
●その他の異常:心臓の炎症、薬物の副作用、神経系の問題などが心電図に影響を与えることがある
“心電図異常”のある患者様に対して、当院では心臓超音波検査などにより詳細な検査を行い、治療が必要かどうかを精査させていただきます。
検診の心電図検査は、”心電図異常”の早期発見と予防に役立つ、大事な検査の一つです。もちろん当院でも心電図検査を行なっております。
検診結果で異常が認められた際や、日常生活において少しでも不調を感じることがありましたら、ぜひ一度ご相談いただけたらと思います。